愛に証明を求める人は少なからずいる。
それは、男の人の悪いクセだと思っていたけど、世間を見渡すと女の子もけっこう求めるんだね。
ということを、最近、色んな女子の恋バナを聞いて思いました。
残念ながら、愛を証明する簡単で分かりやすく、効果的な方法はない。それどころか、愛に証明を求める行為が愛の関係をズタズタにしてしまうことのほうが多いでしょう。
深田は外面のオンナっぽさとは裏腹に、恋愛面ではかなりオトコっぽく、「僕のこと、どれくらい好き?」とか、「なんで、メールくれないの?」って言われると、いったい何て答えるのがいいのだろうと、真剣にクビを傾げてしまうのです。
相手のことがどれくらい好きかとか、実はよくわからないよね。メールしなかった理由は、メールをする余裕がないとかだろうし。
普通に付き合ってる人のことを忘れて3日くらいは読書に夢中になれるし、面白い仕事とか、友達と遊びに出かけると、まったく時間の感覚が無くなるんだよね。それで後から、どうして連絡しなかったのかと責められると、どうして道端のゴミ食べたら飼い主に怒られたんだろうとクビを傾げる頭が悪いイヌみたいな気持ちになるんだよね。
でも、女の子の話を聞いていると、愛情の独り占めをしたいんだね。好きな人の愛情だけじゃなくて、興味の全てが自分でないと不安なんだね。でも、現実には、世の中には面白いことがいっぱいあるから、何か一つに集中するのはムリだと思う。
そういう現実に対抗するには、相手が必要だけど自分ではできないことをカバーしてあげるという現実的な戦略が効果的だ。恋愛は長続きしない私でも、掃除やら洗濯やら身の回りの世話をしてくれるタイプは長続きしたことはあります。そうすると、「あー、困ったなー」と思った時に相手の顔が思い浮かびます。
え、そんなのって、都合のいい関係になってしまうって、言われるけど、お互いの都合が良い以上にいい関係って、現実的にはあんまりない。もちろん、相手にサービスを提供したら、相手もある程度してくれないとバランスが悪い。でも、何をして欲しいのかハッキリ言わないと、オトコ脳には理解できないんだよね。
ただ、ここからが恋愛の残酷な一面だけど、相手が必要としているものを自分が提供できるキャパシティが無い時があるし、相手に自分が求めている要素が無い時もある。
そういう時は、相手に求めるのをやめて付き合い続けるか、求めるものを諦められならキャパシティの高い人を探し続けるかという現実的な判断になります。
結論はなにかというと、前者は結婚してから後悔するだろうし、後者は結婚しなかったことを後悔するケースに陥りがちだということです。
え、深田は何が言いたかったんだって?
何事も簡単な答えはないので、結果オーライ楽しみましょう。
です。
おやすみなさい。