帰りの新幹線が手持ちぶさただから、アップルの創業者の本を買った。
歳を取れば取るほど、動機こそが大切だと確信が深まる。
という言葉が気になったよ。
書籍を四冊書いたけど、最初の二冊は単なる解説書となり、そこには何の理念も埋め込むことはできなかったし、そこまで編集を説得する力もなかった。
三冊目の「私、おバカですが、何か?」では、やりたいことをやる勇気がない人が多いことに気がついて、みんなが諦めモードの社会になったら日本がダメになる、一人一人の人生がもったいなさすぎると思って、失敗したって大したことないからやりたいことをやってみようよというメッセージを込めたの。
昨日はその読者の若いお嬢さんにお会いしました。私の本を読んで、やりたいことを始めたら人生が楽しくなってきたっていう一番嬉しいメッセージをもらいました。
嬉しいなぁ、と思います。自分の本を書く動機になった気持ちを受け止めてくれる人がいる。
四冊目の「二十歳からの株式投資」は、いま、若い人が社会で食い物にされているのが悔しくて書きました。
いまは、人材がコストだと認識されてこき使われるだけの苦しい時代で、怒られながら働いているうちに自己評価が低下して、自分の考えに自信が持てなくなっていると思ってました。
私は、新しい時代は新しい人が作るんだから、二十歳のときから、もっと若い感性を信じて突き進んで欲しいと思ってます。
今の二十代は高級車を買う親がみっともないって感じるんだって!
海外旅行も勿体無いって感じるみたいだし、
それなら若い人は何にお金を使うのかって、私のようなオバサンは若い人から教わらないといけないんだよね。
だから、経験が足りないなんて、ハンデに感じる必要は全然ないんだと思う。
動機の話から、飛んじゃったけど、何かを伝えないといけないんじゃないかなっていう動機があって、メッセージを受け取ってくれた読者の皆さんに感謝です。