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Channel:  深田萌絵 公式ブログ 世界経済の裏事情
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死にたいと思うとき

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生きる空しさに耐えられず、しょっちゅう死にたいと思ってたほうです。



が、



今日は知人のブログを見て、死ぬと思えば生きるのが空しいと書いてあって驚いちゃった。

やっぱり、自分が右だと思えば、左だと思う他人もいるわけですね。



私にすれば、ほっとけば勝手に死んでいく人生と思うと逆に安心します。苦しいことも、楽しいことも、死んだら「はいおしまい」なんです。だから、死ぬのに生きるのがツライと思うよりは、生きるより死ぬほうがいいかなと思うときがあります。



で、一度も死んだことがないのにはさらに理由があります。



死のうと思うときに、必ず心残りがあるのです。子供の頃にテレビで見た外国のあの風景がみたい。素敵だと噂のパリのカフェでお茶して、シャブリに生牡蠣を併せてみたい。そういえば、遣り残したあのこと、死ぬんだったら挑戦しておけば良かった。



なんて思い始めると、いてもたってもいられなくなって、会社を辞めてやりたいことを始めてしまいます。そんなことをやっている間に、毎日が楽しくなっちゃって、死にたいと思うことを忘れてしまうのです。



だいたい、「死にたいな~」って思うときのパターンですが、会社勤めしているときです。

会社って、変な打算やウソに満ち溢れていて、すごく醜い世界です。別れて思い残すことがある元彼がいないように、辞めなきゃよかった会社もないのも事実。



死にたいな、って思うとき、やりたいことをやってない可能性があります。

自分の心にウソをついて、「皆こうだから、夢よりもこうするべき」と自分の思い込みが心を誤魔化そうとするときに起こります。



やりたいことやっているときのほうが、現実的にはつらいことは多いけれど、やりたいことが楽しすぎてあまり気にならないんだよね。



こんなこと書いていたら、23歳の時に「あ、死ぬ前にパリのカフェでカフェオレを飲もう」と思って仕事を辞めて、何を間違ったかロンドンに行っちゃって、パリに着いたときにはスウェーデンの友達から連絡があって、そのままスウェーデンまで飛び、結局ロンドン三週間、スウェーデン一週間、パリ3日という結果になった。



そして、かえって来た頃には、人生の何が嫌だったのか、いつも通り何もかも忘れていた。



死んだら何にも残らない。

だから、遠慮せずに楽しむことを選べばいいんじゃないだろうか。


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