病院でこんな絵が飾ってありました。
正直なところ病院に相応しい絵ではありません。
妻と子を失った後期のモネのような不安定な色彩は、見る側に不安感を与えます。
美術館で見るならOKだけど、もしかしたら手術を受けるかもしれない患者さんがいる病院では相応しいと思えないです。
特に紫の上に走る補色の黄色のラインが、建物からこちらに向かって放射線状に走っているために心理的な圧迫感を感じます。
なぜこんな解説をするかというと、病院で二時間待たされて退屈しているからです。
産婦人科って、どこに行ってもいっぱいだね。