十代のころは、田中芳樹の銀河英雄伝説が好きだったけど、物語のテーマは
優れた独裁か腐敗した民主主義か
でした。
子供の頃はなんとも思わなかったけど、シンガポールと北朝鮮を見てると、同じ独裁でもやはり優れているとああも差が出るものなんだなと思うようになりました。
民主主義は確かに大人になると疑問を抱くのだなとも。
民意を政治に反映するのは難しいし、資本主義に乗っ取られないようにするのも難しい。
民主主義と資本主義
の距離感に危ういものを感じます。
しかし、
銀河英雄伝説は、読後二十年に渡って効いてくるんだから、やはり名作なんだな。