詐欺まがいの自称エンジェル投資が横行していて、投資を受けた起業家を見てはため息が出ます。
いくらお金が無いからって、数百万円で株の三分の一から半分渡すのは、社長の生涯賃金数百万円程度くらいでちいんですか?って言っちゃうくらいインパクトある愚かな資本政策です。
例えば、百万円で株の半分渡したら、その会社の時価総額は二百万円で、バイトが一年で稼ぐお金が会社の価値に相当すると自分で宣言したようなものです。そうなると、企業価値はズタズタで、二度と投資家は入りません。
あと、数年で上場するなら、エンジェル投資してあげますなんて、エンジェルじゃないですよ。
エンジェルっていうのは、シードやアーリーステージで数パーセントの株を好意で引き受けることであって、上場益狙ってるなら全然エンジェルじゃないです。
エンジェルはシードからアーリーで入り、ファーストステージ、セカンドステージで新しいファンドが入る時に、トントンくらいでシェアを新しいファンドに譲るものです。だから、天使と呼ばれます。
普段なら、投資詐欺は投資家が被害者ですが、投資家が加害者にもなり得る世の中となりました。
未上場企業への投資は往々にして失敗しますし、買った株式に換金性はほぼありません。
未上場企業に投資したいなら、IPO株に応募するほうが効率がいいです。
という、最近の雑感です。
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エンジェル投資。。。
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