出口宗和さんの本はとっても楽しいです。
漢字読みの難しさについての彼の指摘は面白いと思います。
音読み
と一言で言っても、
呉の時代
漢の時代、南朝時代
宗の時代
で全然違うそうです。
そして、外国名の漢字読みの勉強をしていて気が付きました。
戦前からある国名は現存の中国語がベースで、戦後の新しい都市なんかは日本語の意味を漢字に当てるケースと音を当てるケース、音と意味を混ぜるケースが見出されます。
なので、戦前の国名はパターンが見出せましたが、戦後の国名や都市名は3パターンから解析しないといけないので難易度が上がります。
漢字読みをパターン解析して、手抜き勉強したいと願いましたが、道のりは程遠いようです。
福建はフッケンですが、この発音は福建語読みのホッケンに近いです。香港の発音は華語でシャンガン、広東語でホンコンです。どちらも南方系です。
しかし、呉語ってなんだと思いましたが、上海語がその流れを汲んでるみたいです。どのみち南方系ですね。
漢字の読み方が益々分からなくなってきました。
続く…