高齢者に投資を教えるという役割で、お仕事しました。
実は日本の投資家三千万のうち半分以上は高齢者なんだよね。
時間とお金があるから、投資家になれます。調べる時間はたっぷりあるもんね。
ただし、高齢者投資家のリスクは認知症リスクです。
高齢者投資家と話をしていて怖いのは数十分前にした話を忘れてしまっているという恐怖です。
一応、そういう人に出会ったら、その人の身近な人に連絡して、認知症かもしれないから投資は難しいかもしれませんよって伝えるんですが、
長年投資家だったおじいちゃんだったりすると、自信満々なので、昔儲かった記憶だけあったりして、口調もしっかりしてて、一見外からはわからないんです。
ただ、話してるうちにあべこべなのがわかってきて、ゾッときます。
あと、金融商品は手数料高いのがいっぱいで目に見える手数料以上に、裏で取られてます。
普通に株とか、金とか、利回りの高い国の国債買うのがファンドや仕組み債より無難です。
投資家になる時、元部長クラスで自信満々の人ほど大損する傾向にあります。仕事で自信は必要ですが、投資はちょっと自信無いくらいの性格の方が実は向いてるんですね。
私は普段自信満々のフリしてますが、ホントはあーでもないこーでもないってやってます。
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高齢者の投資
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