スタバで珈琲飲んでたら、目の前に座ってるロシア人となんとなく世間話しました。
え、ロシア人なの?チェブラーシカ見たよ!
って言ったら、チェブラーシカ!!俺は五歳の時に見てたよって言って大喜びしてました。
その人はモルドバ人で、ソビエト連邦時代に留学でアメリカに行ったら、ソ連が崩壊してしまったので、そのまま帰らず就職したそうです。今の若い子はソビエトとか冷戦って知らないんでしょうね。
チェブラーシカは物資の少ないソビエトがディズニー対抗策として打ち出した国策プロジェクトだったらしく、数年間同じコンテンツを流し続けてたらしいです。
先ほどYouTubeでチェブラーシカ見てましたが、何気にシュールなんですよね。
年金暮らしの意地悪婆さんは、若い頃はスパイでアメリカで活動していたために連邦捜査局から指名手配されてる為にアメリカに行けないとか、設定がシュール。
チェブラーシカは、謎の動物で、チェブラーシカ自身も自分は何者なのかアイデンティティについて悩んでます。
ワニのギエナは九時五時で動物園の檻に出勤してワニの仕事をしてるんですが、五時の金と同時に退室します。
端々にソビエト時代の共産主義の雰囲気と、アメリカとの対立構造が見えますね。
YouTubeでチェブラーシカの変な英語字幕のが落ちてるから、見てみてねー。