エルピーダについて調べてましたが、倒産劇の経過が非常に怪しいですね。
マイクロンの元社長は元々買収に乗り気だったけど、エルピーダとの買収直前に殺された節があります。
そして、会社更生法適用してから、結局マイクロンが買うんだけど、会社更生法適用前と後では銀行も投資家も天国と地獄の差があります。
会社更生法でもDIP型を坂本社長は利用してるんですが、これを利用すると通常の再生なら経営陣は降りないといけないのに社長は続投できるし、銀行と個人投資家を殺して自分は生き延びられるわけです。
主要取引銀行騙して、残ったキャッシュを別銀行に移して融資と相殺されることを防ぎ、会社更生法を申請して残ったキャッシュで台湾に上場させていたエルピーダの預託証券を買い戻して台湾の投資家だけを救済したんですね。
そして、負債も減り、投資家も死んだところで綺麗綺麗にしたバランスシートを持ってしてマイクロンに安値でプレゼント。他に高額での買収提案があったにも拘らずです。
米国エルピーダは破産する前に資産を隠したということで破産裁判所も調査してます。
調べれば調べるほど、エルピーダ倒産劇はシナリオが用意されていたように見えますね。
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エルピーダ、倒産劇の怪
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