ヤフーコラムにも書いたかもしれないけれど、今はディスプレイ系企業への投資はしないほうがいいと考えています。
ディスプレイの技術流出も激しくて、日本が得意としていたスマホ用のプラスチックのタッチパネルもいつの間にか台湾企業で生産できるようになっていますし、10年前から激しかった競争が一層激化した感があります。
日本メーカーは高精細化でハイエンド版テレビを売ろうと頑張っていますが、そちらもけっこう苦戦しています。
ここにきて中国でも景気刺激策の終了を背景にテレビの販売不振が始まったようで、第一四半期の販売数は前年同期比でマイナス10.5%のようです。
気になるのは、中国の景気がピークアウトした感が最近あることです。
中国のGDP成長率は2年連続で8%割れで、不動産市場も低迷しているため、今後は中国政府が景気刺激策を打ち出すのかそれとも過熱しすぎた不動産市場のソフトランディングを目指しているのかきになるところです。