最近、趣味が電波の深田です。
子供の頃は「変子さん」とか、「宇宙人」というあだ名で呼ばれて電波系だと思われていたところ本当に趣味が電波になりまして、ここ数週間で100本近い電波系の論文や研究発表を読みました。
そんななから、ふっと見つけた電波伝搬についてのプロフェッショナルのサイトを見つけて、「無線トリビア」なるものを通読したところ、「地デジ化」はコストばっかりかかってエコでは無いし衛星放送のインフラをなんで使わなかったの?という率直な意見を見つけました。
http://www.wirelessdesign.biz/details3029.html
総務省は2008年にデジタル化費用が捻出できなければ、放送局の許可を剥奪するという話だったようです。
http://www.fsight.jp/articles/print/3616
私は自分の会社で高速エンコーダーを売っているので、こういう地方局なんかにも売れるかなと数年前に営業で回りましたが、地方局の予算は地デジ化でタイトになっているうえに来るべき4K放送が是非来ないで欲しいと願っているくらい技術革新に対するコスト増には戦々恐々としているようでした。(4K推進派としては悲しい現実です)
※うちの4Kエンコーダーは超安いです♡
因みに、放送局はビデオカメラの出力が未だにインターレース(ブラウン管仕様)なので、編集する時にインターレースからプログレッシブに直すIP変換という作業があるようです。←ここ勘違いでした。読者様のご指摘により、修正。テレビ側のIP変換でテレビのコストが上がっているという話を数年前に書いたと思います。
私はこのインターレースカメラに5年間悩まされてきているので、早くプログレッシブ出力カメラの普及を望んでいます。
地方テレビ苦境度ランキングが昨年11月ダイヤモンドで特集されたようです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0178ANJU2/makotsu0b-22/
こうやって、地デジ化や高解像度化によって放送が高コストになればなるほど、他局が衰退していけばメディアコントロールが容易くなるとほくそ笑んでいる団体の姿が浮上します。
詳しい話をしようと思いますが、最近、言論統制でこっちのブログは削除されまくっているので、これ以降の話は帰国後fukadamoe.infoで細かく話しましょう。
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地デジ対応によるローカルメディア終焉の糸を引くのは?
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