昨日は飛行機のなかで、隣に若くてカッコイイ男の子が座ったので喋りかけてみたら、東大の大学院生が金星の大気を観測して帰ってくる途中だったの。
で、その彼は地球惑星科学科で大気の研究しているらしいんだけど、色々と金星とか地球の大気について教えてもらいました。
金星は地球よりもCO2がたくさんあるのと気圧が高いということで気温は400度って聞いて、
「じゃあ、地球はCO2が増えて温暖化に向かってるんですね」
と聞くと、
「いや、地球が温暖化に向かっているのは、水蒸気の要素のほうが大きくて、CO2の影響は小さいです」
と衝撃の答えでした。で、さらに、
「地球って本当に温暖化に向かっているの?」
って聞いたら、彼が、
「うーん、実は分かってないんだよね。学会の研究者10人に聞くと、1人が地球温暖化説を唱え、1人が地球寒冷化説を唱え、残りの8人はよく分からないって答えるらしいよ」
と衝撃の話を教えてくれました。
「え、じゃあじゃあ、寒冷化説を唱える人の根拠は?」
と聞くと、
「温暖化はここ200年の話しで、46億年の歴史ではずーっと寒冷化している。そして、サイクル的にそろそろ寒くなるっていう説もあるらしい」
「でも、よく南極の氷が溶けて崩れる映像が出てるよね」
「うん、地球上の氷は溶けて減っている部分と、増えている部分があるけれど、マスメディアが溶けている映像ばっかりながしているんだよね」
と彼は答えました。
CO2が増えて、地球は温暖化に向かっているから、排出権を買え買えっていうのは、やっぱり単なるビジネスで、値段を吊り上げるために政治を動かしているのかな?
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黒木さんの小説でもそんな話があったような・・・・