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日本語はどこからきた

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日本語の源流を求めて (岩波新書)/大野 晋
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元来あった辞苑に不満を覚えて、基本単語1000語以下でも理解できる広辞苑の編集に挑んだという大野晋さんの日本語の源流はどこにあるのかという研究本です。





すんごーく、よく組み立てられていて、うーん。もしかして、そうかも・・・?と、ぐっと来る一冊です。





日本語の源流は南インドのタミル語にある可能性が高いと論じてます。時代背景は弥生時代、水田稲作や鉄器が南インドから伝来してきたときに水田や鉄の精製に関する単語が非常に酷似しているという事実があります。





日本語はモンゴル語とトルコ語と文法が似ていますが、共通単語が殆ど無いそうです。なので、同一語族には入っていなくて、日本語はけっこうナゾが多いみたいです。





真言とかはサンスクリット語だって言われていますし、モスラの歌もサンスクリット語です。





日本って、まったく独立した言語のようですが意外と外来語をすんなり取り入れられるみたいですね。

しかし、源流は南インドか~。ポリネシア説も聞いたことありますが、やっぱり文法とかも考えるとかなり南からやってきているっぽいですね~~。





で、紫式部が藤原道長と付き合ってて、どうも振られたらしいということを書いていたのもこの大野さんです。紫式部の日記から分かったんだって~。




いまなら、女性週刊誌をにぎわす大スキャンダルだよね!


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