自由で安定した生活を求めていた。
30歳を過ぎると、この二つはトレードオフの関係にあると気がつきました。
安定した生活、例えばサラリーマンになるというのは自分の自由を売り渡すこと。
逆に自由な生活、自営業で自由に生きるというのは安定を犠牲にするということです。
昨日のアイネットFXでのフォローアップセミナー は、とても良い質問がありました。
「専業トレーダーになるにはどれくらいかかりますか?」
ということです。
不安定でも良ければ、今日会社を辞めて明日から専業でやるのも選択肢として常に存在します。ただし、池田ゆいさんもトモラニさんも私も専業トレーダーではないし、専業トレーダーであるメリットもあんまり感じてません。
専業トレーダーはかなり精神的にキツイです。
多くの知人が、自営業を営みながらトレードしています。
サラリーマンしながらトレードも楽しいでしょうが、自分の好きな仕事をしながらトレードをするのがトレードと仕事がちょうどよく気分転換になって理想的なんじゃないのかなと思います。
笑い話ですが、私は12月にさんざん買い物した(エルメス、フェラガモ、サファイア)にも関わらず、今月はまだトントンです。理由はトルコ旅行から東京に戻ってくるまで15日間相場を張ってなかったのですが、調子こいて雇用統計の夜にポジションを持ちすぎてやられましたw
調子を取り戻すまではポジションサイズを小さくしてトレードしてましたが、けっこう顔面蒼白の日々だったよ。
というボラタイルな生活に精神が持つか持たないかという、トレードと別次元の問題が生じます。
生活が不安定だと精神的にマイナスの影響を受けて、トレードと恋愛はうまくいかないです。
自分でもこんな生活していて、自分が「賢い投資家」というよりか「頭おかしいおネエゃん」だなあと思うこと多々ありです。
でも、堅実なOLライフはいつでもできるので、しばらくはリスク愛好家としてクレイジーな生活をしておきます。が、他人に奨められません。
専業トレーダーになることが、トレーディングの目的ではなくて、あくまで生活に花を添えるエキストラマネーだと割り切ったほうが気が楽だし精神的にいい生活が送れると思います。
自由と安定はトレードオフ。
ある程度の自由と、ある程度の安定の維持というバランスがいいんじゃないかな。