なんだか最近、仕事で関西人と同席することが多いけれど、自分が関西を出た理由を再認識するんだよね。
関西は、面白いし、人も優しいんだけど、ことビジネスとなると、他人をくさすという悪いクセがあるんだよね。
他人の能力やアイデア、製品をトコトン叩いて、役立たない、売れないと散々けなしてから、まぁ使ってやってもええけどナンボやねん?みたいな交渉術です。
リーズナブルな批評なら構わないけれど、けっこう意味不明な中傷されて、ナンボやったら使ってやるよと上から目線で言われたときに、若いときはそれでも使ってくれてありがとうゴゼーマスみたいな卑屈な気持ちになった。
最近はそういうことされたら、使い古された手をまだ使うんかいと呆れて黙って帰ります。
別に説明して相手の勘違いを撃破するのは簡単だけど、正当な評価でなく他人をけなして優越感に浸りながら値切りたいだけの人に対して説明するのは時間のムダな気がするんだよね。
全ての関西人がそうだと思わないけれど、関西でも東京でもくさすタイプの人ってチラホラいる。そして、くさす交渉術を使う人って、東京の会社だと下っ端で終わる人のが多いんだよね。なぜか。
こちらも、三十路になってくると、くさすタイプの人を見たら、ホナサイナラ~て逃げ出しちゃう。
何か新しいことを始めるときは、くさすより、多少は心を開いたほうが、出会いを楽しめるのにね。
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くさす文化
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