なぜか風邪が治らないまま、10日間熱が続く深田です。頭痛いし気分悪いけど、ベッドで一人寝は退屈です。添い寝女子募集。
というのは置いておいて、最近、現実社会があまりに若者を虐げるので、周りでは憂鬱な気持ちになってる人が多いです。
自分は現実的じゃないとか、社会と折り合いがつかないとか悩んでるみたいだけど、実は思い切って現実を見限って生きていくという楽な選択肢もあるんだよね。
深田は三十過ぎても、夢を見ながら霞を食べて生きてます。
現実社会と折り合いがつかなくても、お金の計算が多少できればそんなに困らないんだよね。
もちろん、将来の保障なんかないし、十年後にはどうなってるか分からないけれど、将来の不確実性というのは自然がこの世にある美しさなんだと気づけば、それすらも楽しい。
将来が約束されていたら、生きる意味や、挑戦するドキドキがなくなるもんね。
明日儲かる投資が分かったら、投資なんて面白くない。当たるか当たらないか解らないから、みんなが夢中になって研究する。
ガウス分布に基づいたトレーディングモデルの欠陥は前提条件の分布の形そのものが刻一刻と変わっているので、ある程度使えるくらいの気持ちでやらないと耐えられないよね。
将来のことが解らなくてずっと不安だったけど、将来のことが解らないから、夢や野望を抱く楽しみがある。そして、夢や野望はバカバカしいくらい壮大で素敵じゃないとダメだ。
昨日、友達に、「じゃあ、もえちゃんの次の夢はなんなの?」って聞かれて、
「映画の脚本書いてハリウッドで受賞してレッドカーペット歩いて、逆輸入で日本で鳴り物入りで作家デビュー。脚本はまだ書いてないけど、受賞式の英語のスピーチは準備を始めてる」
と答えたら、あまりのバカバカしさに彼女は笑った。
夢はいつだってバカバカしいくらいでちょうどいい。つまんない現実なんて無視して、雲と霞を喰って生きれば、今日もまた楽しい。