あんまり意地悪な気持ちになることがないので、
意地悪なことをされて驚くことがあります。
でも、ある日、知人にかなり意地悪なことをされて、思わず意地悪な言い返し方をした自分にビックリしました。
ああーーー、その人の幸せを願っていたのに、意地悪を言ってしまった！
みたいな自己嫌悪です。
無意識に失礼なことは言いますが、意識的に意地悪いことを言い返した自分に衝撃。
家庭内暴力で殴られているうちに、殴り返してしまったような感じです。
結婚しているとき、夫に殴られているうちに、あるとき殴り返した自分がいました。
こんな自分じゃないはずなのに、、、っていう哀しい気持ちです。
それで、そもそも、
こういう意地悪なことを言ってしまったり、
妬む気持ちになる
心境や人物を分析していたんだけれど。
過去を振り返ると、「えーー！貴方のようなお人が何ゆえに私のようなオオボケを？」と思うような人に意地悪されることが多かったです。意地悪をするっていうことは、そんなに不幸な人生なのかなと思いきや、傍から見たら成功して幸せなんだろなって人だったりするんだよね。
何冊も本を出していて、社会的にも経済的にも成功を収めていて、尊敬してウキウキした気持ちで表敬訪問し、やっぱり素晴らしい人だな～～って思っているときに、周囲から電話がかかってきて、「モエ！貴方の尊敬しているその人、貴方のことつぶしかけまくってるよ！」って言われて驚いたんだよね。
「ウッソー、あの人、すんごいお金持ちだし、超頭いいし、私なんか眼中にないはずだよ」
って言うんだけれど、だいたいその後色んな事件が起こって、事実だったんだと認識します。
なんでだろう、って思ったら、成功を収めている人って、何パターンかあって自分の大事な物を犠牲にしてしまうと、それが心の歪になるみたい。
結果を追い求めて、プロセスに喜びが無かったから、自分が得た結果に満足できないのかなぁ？
って推測してました。やってることが楽しかったら、そういう気持ちにならないモンね。
私も、バークレイズに居た一年間、望んで就いた職だったはずなのに、ストレス散財でお金も貯まらないし、肌はボロボロだったし、高慢ちきになってた気がするし、モテないし、最悪な負のスパイラルにはまり込んでました。
でも、よーーく考えたら、ステイタスもお金もそれがあれば自分は今度こそ自分に自信が持てる自分になれて、完璧に幸せになるんじゃないのかな？って、根本的な仮説の立て間違いをしていたんだよね。
幸せになるコツは、幸せだと感じることをすること。
「あー、幸せ」ってポロっと出ちゃうようなことをしちゃうこと。
お金が欲しいって言っても、よく考えたらお金っていうよりも服がたくさんあって、毎月海外に遊びに行けたらいいわけだし、それってお金を稼いで使わなくても仕事で工夫すればできるんだよね。例えば、海外進出したがっている企業に声をかけて同行させてもらうとか、取材のネタを作るとかね。
服だって、激安で買えばいいし、誰かと交換したって構わないし。
恋愛も自分が好きな人を仕留めるなんて、単なる自己満足。
恋愛を通してどうやって自分が幸せになれるかを考えたら、相手のルックスとか収入よりも、もっと違うものが見えてくるようになったよ。（ちなみに、来月あたり、くらたまさんによって、私のダメな恋愛が漫画になります）
いつも、幸せになる方法を考えているゆいちゃんと一年付き合って、幸せってモノサシで計れない分だけ手に入れるのは簡単なんだなって思ったよ。
楽しくやっているうちに、だいっきらいな高慢ちきで性格ブスの自分も消え、ついでに肌荒れと脂肪もなくなって、もとの自分に戻ってこれて嬉しかった。そうしたら、死んでいた文章も蘇ったんだ。
最近、傷つくような事件があって、どうしたらいいんだろう？って、ずーーっと考えていたけれど、早くその人が幸せで満足だという心境になるのを待てばいいんだよね。
それで、いい？
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