長い長い夢を見ている気がして、ハッと目が覚めるとまったく時間が過ぎていないなんてよくあること。
思考の世界では時間が早く過ぎていくように感じられる時があります。
きっとそれは現実の世界では相手の都合やレスポンスを待ったり、土日祝日の営業外の時間があるのに、思考の世界ではその時間をスキップして自分の都合で物事を進められるから、自分の夢のスピードとは違う現実世界のスピードに苛立ちを感じたりするよね。
後は、いくら自分が自分の提案が素晴らしいと思っても、提案する相手は毎日提案書を受け取って、月間何百という量をこなしている。
となると、凡庸な提案書を作ってはいけないかもしれないし、自分の提案が凡庸なら相手が一緒にやってみたいと思うように提案内容を語らないといけない。
時には相手の誤解で白紙になるだろうし、そのうち誤解を招かないトークが身につくかもしれない。
なんて、あーだこーだやっても、自分の望みと現実のスピード感はあわなくて、夢は叶わないのかと絶望しそうになるけれど、焦ってるのは自分の体感時間が違うからなんだろね。
夢が叶わない失望は、夢が叶った後の失望に比べれば大したことじゃない。片思いの苦しみは、付き合ってからの苦しみに比べたら、ただの想像だったように思えるのに似ているかもしれない。
慌てなくても、失望しなくても、まだまだノンビリ夢に向かっては一喜一憂するのが人生の楽しみなんだろうな。
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夢にかかる時間
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