NASAに技術を提供していたサイエンティストと喋っていたよ。
人間の才能はどんどん消えていっていると嘆いていました。
NASAを金融系の人間が管理するようになってから、もう新しい技術は出てきていないと。
1950年代、60年代はあんなにも人類は宇宙への夢を持って飛び立ったのに、もうあの頃の技術は取り戻せないんだって。
技術は発達していっているのだと思っていたから、ちょっと驚いたよ。
今から50年前は、人類はペンで紙にフリーハンドで設計図を書いて宇宙へ飛び立った。
スーパーコンピューターが発達した今では、コンピューターに頼りすぎて、人間はその能力を失ってしまったよと。
宇宙へ行った飛行士たちは、帰ってきてからあまりの悲しさに何年ものあいだカウンセリングを受けたんだって。
宇宙が美しくて、心が安らいで、暖かい気持ちになって、
色んな人とと心が繋がっているような感覚なんだと。
それが地球に帰ってくると、心が冷たくなって悲しすぎる。
地球にいると、例え家族がいても自分がどれだけ孤独かと、
そういう気持ちになるんだって。
でもね、その宇宙飛行士の気持ちはわかる気がするなぁ。
子供の頃、いつも凄く寒かった。
今思えば、心が寒かったんだね。