昨日、温泉入ってたら、立派な翡翠のネックレスを付けてるマダムが。
色付きの練り翡翠とかじゃなくて、いかにも上質で美しい色味です。
話しかけてくださって、上海育ちでアメリカで数年留学して仕事してた上品な方でした。
流暢な英語。優しい物腰。
上質な翡翠を身に付ける女性として相応しい気品でした^ - ^
昔、中国語の勉強をしていて、老子の底本を集めたいのですとお伝えしたら、どうしてですかと聞かれて、
文化革命で漢字の数が減り、現代中国語の簡体字は複雑字の持っていた意味を失ってしまったからと。
なので、台湾で複雑字の老子を手に入れたと話したら、全然知りませんでしたと驚かれていました。
台湾の中国語は、戦前は福建の流れが強く、戦後は国民党の国語が強くなったので、七十年代の台湾で出版された老子の古本買ったと伝えたら
「言葉の歴史、中国人の私ですら知らなかったわ!」
と笑っていました。
この平和な瞬間がずっと続いてくれたらいいのになぁと思った今日この頃です。
あと、宝石の品位は身に付ける人を選んでるかもなぁ。