ずーっと自分のなりたいものの像が曖昧でした。
それが、二十歳のころの悩みです。
投資をして、自分の好きなことして、物書きして、海外行きまくって・・・
そういう夢想をしていましたが、二十歳の頃、1998年のパソコン普及率の低い時代(テレホでネット接続の時代です)にそんな理想の仕事なんてこの世にありませんでした。周囲からは現実的に物を考えろって、笑われました。
世界中を旅しながら仕事するのはどうしたらできるのか?
英語も話せない(TOEIC215点でしたw)のに世界中に遊びに行きたいなんて夢ばっかり見てたんだけれど・・・
ネットの普及、航空技術の進歩という自分の努力の外の世界での発展が、自分の曖昧な夢をかなえてくれました。まさに棚ボタです。
夢を見ていると笑われてから10年以上が過ぎて、いま言えることは「私はあの時代には無いちょっと先の時代を夢見ていただけなんだな」ということです。20代の夢は、未来の現実という可能性を秘めていて、それは大人には見えない世界です。
20歳のころ、あなたの夢。
曖昧で自分自身でもクリアに見えない。
それは、今の時代に無いものをあなたは描いているからで、
引けを感じることなど何も無いというのが、
私の出した答えです。