女子会ナリ
六本木ヒルズ森美術館へ
フレンチ
今年は右と左に割れた
一年が終焉に向かっている。
政党に票を入れることすら無意味なってきている時代なので、政策毎に国民投票する制度に切り替えてはいかがでしょうか?そのほうがシンプルに民意が反映されるでしょう。
そして、民意が常に国の為になるかというのは、また別の議論になるのでしょうがw
ツーショット
あけましておめでとうございます。
厄よ、来るなら…
一年前、厄除けのお守りを買おうとした私を見て、母が、
クドイ性格
私の絵や文章はいい加減な割にクドイ。
今回は20万文字近く書いた小説の重複部分や不要な展開を掃除しているうちに、気が付けば半分のボリュームになった。全体の四分の一が重複、さらに四分の一は関係ない話を描いていたというわけだ。
隣で見ている母が、
「あんた、ホンマに文章へたやな。ブログ見てて、クドイわーっていつも思うもん」
と突っ込まれ。
「この無駄にクドイ感じが、乙女なルックスに明治の私小説作家のような内面ということで人気を誇ってるんです」
と言い返したが無視された。(人気は特にない)
十代は軽快な短編で友達からかなりの笑いを取っていたはずだが、歳をとるとともにだんだん話が長くなってきた。
高齢化による長文化現象。
かと思いきや、書いたことを忘れてまた書いているだけ、という、単なるアルツ現象だった。
さ、現実逃避はこの辺にして、仕事に戻ります。
赤ちゃんラッシュ
桐谷様新年明けましておめでとうございます。
本当の友達
少女老い易く恋成り難し。
少女老いると友出来難し。
ま、いいとして。
40歳近づいてきたなー、と、我に返った今日この頃です。
二十歳の頃、遊んでた子たちは意外と普通に収まって、その頃に将来の心配をし過ぎた自分は収まりの悪い女になってしまったと、何がいけなかったのかと反省してますw
実家に帰った時、
「なんや、あんたその服ブサイクやな」
と言われました。
「え、友達が選んでくれたんだけど…」
「ホンマに友達?フッ…」
と笑われました。
次の日、地元の女友達にその服を見せると、
「え?かわいくない。全然似合ってない。騙されたな。ハハ」
と言われました。
「エッ!?」
みたいな?
パリスヒルトンの名言で「本当の女友達かどうかは、ショッピングに行った時に二つの洋服を見せること。一つは自分に似合っていて、もう一つはダサいのよ。もしも彼女がダサい方を選んだら、その子は本当の友達じゃないわ」というものがあります。
私が友達の服を選ぶと、だいたい五年後あたりに、「結局、今も着てる服って萌絵が選んだ服なんだよね」と言われたりします。時間が経って言われたらうれしいですね。
だって、私はその人が歳を重ねても素敵に見える服を真剣に選びますから。
人によって体型が違うので、絵を描いていた人間として、その女性の美しい部分を演出してくれる服が好きです。デコルテが美しい人はデコルテを大きめに出して、ひざ下の筋肉が美しい人はスカート丈にこだわって、脚の形が歪んでる人はその歪みが隠れるカットのパンツを探したり、常に真剣に服を選んでます。
好みと似合う服は違うもんね。
時々、友達にアクセサリーや服を贈るのも好き。
彼女をイメージして、何を着れば彼女はもっと美しいのかとか、小ぶりなアクセサリーが好きな彼女だけど、意外と大ぶりが似合うのでは?なんて冒険をするのも面白いよね。
今年から、人間関係は腹六分目で行こう。
今年の目標
今年の目標を考えてました。
★政治家とアイドルの名前
テレビ見ないんだけど、最近は「XXっていう大臣どう思います?」って話題が周囲で増えてきた。アイドルの名前がわからないから話題に入れないと悩んだ二十代から一転したが、歳を取った証拠だ。覚える気でニュースを読もう。
生まれてきた理由が知りたい
今年の目標を立てたところで、十年後の目標も考えてみようと思って一日考えた。
あ、わたし、欲しいものがあんまりないんだ。
そう、思いました。
19歳の時、二ヵ月ほど入院していたのでやりたいことを書き出してみたことがある。
その時は、ああいうことしたかった、こういうことしたかったのなかにお洋服を買ってオシャレな子になりたいとか、あったんだけどね。たくさん外国に行きたいとか、英語しゃべりたいとか、投資家になりたいとか、本が書きたいとか、起業したいとか、海外で仕事したいとか、なんかありましたよね。(その頃の夢に結婚したいとか、どんな人と付き合いたいとか、そういうものが全く書いていないw19歳は恋愛したこと無かったから、将来の夢にそういうのが圏外だったのだ)
こうやって一通りやってみると、あの頃は想像力が足りなかったと思う。
どんな本が書きたいとか、どんな会社をやりたいとか、海外でどううまく仕事をするのかとか、そういう中身が無かったよね。
十年後の目標って言ったら、もう47歳というか50近く。
今やっている仕事と、50歳の私と、どう繋がっているんだろうとも思った。
そして、自分が何故この仕事をしているのか?それが、将来は作家になろうと思っている自分とどう繋がるのか?
自分のやりたいこととつながらないと思っているなら、何故やっているのか?
などなど考えた。答えは見つからなかった。
何故、株の解説とかそういう仕事だけに留めなったのか?
それは、きっと、一般的な読者のニーズと自分という人間が合っていないと理解したから苦しくなったんだよね。私は金儲けよりも企業を調べている時間の方が楽しいので。
じゃ、なんでアナリスト辞めた?
分析して実行する場が欲しかったんだよね。
実行する現場に来て、アナリストとして知っていたことなんか大したこと無かったんだなー、世界は広いし深いわと、反省したんだよね。
10年後の目標、
生まれてきた理由が知りたいと努力しながら生きて、その時もそういう気持ちでいられますように。
10年後は47歳か。
今はまだ未熟だけど、その頃には多少大人なってますように。
今年欲しいもの、考えたら一つあった。
山崎鈴子さんの日本画です。
暗闇に浮かび上がる蓮の花。
この絵をリビングに飾る。
そうしたら、普段は座らないソファに座るかもしれない。
一人で本を読んだり、文章書くときにフッと顔を上げたらこの絵がある。
夜の愛しくて孤独な時間にふと、この絵を見たら、この絵も暗闇だけれども蓮は花開いていると、きっと勇気付けられる。
そういう瞬間が来たら、きっと自分は挫けないと思う。
でも、180万円か。
数十万だったらすぐに買いたいけど、な。
友達に言ったら、値上がりするなら買えと。
また、お金?
エロスとタナトス
今日は10年来の美容師さんに
「深田さんって、若い時からずーっとエロいですよね。色っぽくなりたいんですが、どうしてエロイですか?」
と聞かれた。
そうなんだよな。なんか、エロイと言われる。テレビでおふざけでやるのはいいんだけど、TPO的にそうなりたくない、事務仕事している時も言われるし。
普通のユニクロ姿でもエロイと思われることがあって、絶対にセクシーではない瞬間にもそう思われるそれはなんなんだろうと考えたことがある。
可能性の一つとしての自分なりの答え。
「私は造形美ではなくて、エロスとタナトスなのだと思う」
と、答えたら、彼女は目が点になっていた。
まあ、意味不明なんだけど。
子供の時から、死への欲求みたいなものに苛まれていて、精神的には不安定なまま大人になった。
起きたら、まず考えることは「今日は生きるのか、それとも死を選ぶのか」ということから始まって、「生きるならば真剣に生きよう」と一大決意をしてからベッドを出る。一時間くらい余裕ですぎるんです。
生きることの虚しさ、それが自己破壊衝動とか、死への欲求とかタナトスと呼ばれる状態に自分が寄っていく。
その反動で、死ぬほど頑張る。
そうすると、周囲から見ると、「ちょっと危ない人だな」とか「生きていけるの?」とか、そうやって心配をかけてしまうのです。
タナトスはエロスを惹きつける。
そして、人間といえども生物なので、タナトスに取りつかれた危うい人間を見ると種の保存欲求みたいなものが刺激されてエロスを感じるのではないかと考えています。
「え…。ちょっと分からない」
と彼女。私の話は常にくどくて申し訳ない。
例えば、公務員はあんまりエロくない。それは、国に守られて確実に老後まで生きていけるという安心感がある。それが、タナトスと逆のベクトルにその人間を導くので、エロスは刺激されない。
逆に、ちょっと危ない香がする男。例えば、自営業とかミュージシャンとか、そんな職業で生きていけるの?みたいな男に対しては、女性が本能的に刺激されるという事態です。
というと、
「あ、そういえば、そうですね」
と彼女は答えた。
「この人は死と隣り合わせなんだ」
と思った瞬間に本能がメラメラっと来る。
幸せそうで安定している異性に対しては湧いてこない何か。
思えば、「付き合って」って言う人がどーっと現れる時って、激しく人生に絶望して死にたい時。
私は残念ながら、情緒不安定なので、そういう部分にエロスを感じる人がいるのではないでしょうかという自己分析。
愛を諦めている人はエロくない。愛を求めて、絶望してる人はどこかエロい。
でも、求めているのはいつでもアガペ、無償の愛。
「深田さん、ミステリ小説やめて、そういう話書いたらどうですか?」
「やだ、恋愛小説には興味が無いのだ」
そう言って、今日も髪を切ってもらった。
私から見たエロい人
タナトスにエロスを感じる。
そういう話を先ほど書きましたが、恐らく、タナトスにエロスが引き寄せられるのは日本人の文化なのかもしれない。
脆さ、儚さ、もののあわれ、に心惹かれるのは日本人。
ガガやマドンナは肌の露出は多いけど、日本人的にはエロくない。強い女性を求めるのは欧米文化。
年末に中森明菜さんをテレビで見て、やはりこの人はエロスを帯びているんだなと思いました。
エロイ人。
こう考えると、生きることに絶望し白昼自宅で他の男に抱かれたところを夫に見つかった作家岡本かの子。そして、それを見て見ぬふりをした彼女の夫。その夫の態度に、余計にわあっと来た彼女。岡本かの子は写真を見ると、すごくエロスを感じるのです。
絶望。
それは、彼女が脆い、なのに、その脆さを猟奇的な才能として発揮するからだと思う。
その路線で行くと、男性でエロイ人。
三島由紀夫、
芥川龍之介。
だと思います。
写真で見ても、不安定さ、内面の脆さ、そんなところから来るエロスの香りが漂ってますね。
ドラマで俳優とか見ても、誰もセクシーだと思わない。
それは、「僕はかっこいいでしょ?」というオーラが端々に出ているから、ネタバレ感があって、心に響かないのかも。
同じ作家でも森鴎外はエロくない。それは、何故か。森鴎外は「僕はモテる」と思っている勘違いヤローだからです。
そういう観点からすると、「俺の肉体美」を強調する三島由紀夫は普段エロくない。ところが、彼はコンプレックスからの肉体美追求なので、とある瞬間に脆さが見える。それが、エロいのだと思う。
さ、気分転換にエロイ話もしたことだし、小説に戻ろう。
逢ったことないんです
男友達の友達から毎日10通近くのメールが来て、最初はちょびっと返信していたけど面倒になったので返信せず放置。
その件の男友達に話したら、
「深田が思わせぶりな態度取ったんだろ?面と向かって『興味ない』ってはっきり言えよ。お前が悪いんだよ」
と言われたので、
「あの~~。実は、会ったことも、喋ったこともないんです…」
と答えたら、
「え?」
と一瞬間をおいて、彼は爆笑していた。
前言を撤回して謝罪せよ、と思ったけど、まーいーや。
会ったこともないし、喋ったこともないから、思わせぶりとか不可能です。
まあ、でも、きっと恋ってそういうことなんだな。
所詮は脳内物質が見せるマヤカシみたいなもんですから。
因みにその人からのお誘いは、「デートは船でナントカ島に渡って500円の温泉に入って、テントを張って泊まりましょう」という謎のデートのご提案でした。
その初デートプランで誘って、行く女性はいるのだろうか?
そっちが気になった。
女という名の呪い
愚痴です。
32、3歳くらいまでは、就職活動とか面接に行くと、
「公私共に僕を支えてほしいんです」
と社長から頼まれて唖然とすることがあった。
えー、それって、私は貴方のためにはした金で働いて、そのうえ性的なサービスまで提供しないといけないとうことですか? 割に合わなすぎる。ので、お断りしてきた。
33歳過ぎて、人を採用する立場になって、人生に異変を感じた。
「公私共に貴方を支えたいんです」
という人が毎年数人ずつ現れるようになったのだ。
えー、それって、私は貴方に金を払って、そのうえ性的なサービスまで提供しないといけないということでしょうか? 提案内容が馬鹿げている。そのため、お断りしてきた。
コンサルタントでも、こういう馬鹿げたことを平気で言う人がいるんだけど、そんな与太話で仕事取れるんでしょうかと疑問に思います。
まあ、こんな馬鹿げた発言が出るからには、この人たちにはよほど見下されているんだろうなと思うんだよね。
私の希望は、普通に仕事するからその対価でお金をもらうか、お金を払うなら対価として働いていただきたいというそれだけのことなんです。しかし、その夢はなかなか叶いません。
公私共に支えてくださいって言ってもさ、嫁さんおるやろ?って。
公私共に支えますって言われてもさ、お金払うの私でしょ?みたいな。
公私共に支えるって、私の面倒を見てくれて、私の仕事をサポートしてくれるということであるはずで、私がお金を払って仕事の面倒を見てあげて家事までしてあげるということではないと思うんですよ。
「付き合ってください」
とか、
「結婚前提で」
という直球なら理解できるんだけど、仕事中に「公私共に」って言われたら、お金と身体をください、にしか聞こえないのですが。
友達に相談すると、「え、そんな話聞いたことない」と言って爆笑するのみ。私は男女関係には愛と情熱を求めている。その純粋さを失った人に興味は無いし、愛に対する純粋さを持っていない人に仕事ができると思えない。だって、仕事は情熱でしょ。私は愛と情熱で仕事しているから。
私の人生は呪われている。
女という名の呪いにかかっているのだ。
PR: HIV検査を受けて早期発見を!-政府ネットTV
虚数
虚数の世界をパラレルワールドと呼んでる。
元彼の話
昨日は小説を読んでくれている友達に会った。
「小説は終わっていないけど、ノリにノッテあとがきは書いた」
「本文は?」
「ついでに、授賞式の時のスピーチも書いた」
「何の授賞式よ」
「いや、ハリウッド映画化されて、レッドカーペットに呼ばれた時の英文スピーチのカッコいいやつ」
「深田萌絵、お前は相変わらずのおバカだな。君は、運だけで生きてきている。大学受かったのもたまたまだ。だから、もう少し堅実に生きなさい」
「そうですね。すみません。堅実と言えば、そろそろ東京のど真ん中から少し離れた静かな町に引っ越して、慎ましい生活をしながら執筆に集中しようかと思う」
都会の喧騒、集中できないんだよね。用事が多すぎて。
「それはいいと思う」
二作目、三作目も構想しながら書けとアドバイスを貰って、そうだな~とも思ったよ。
「恋愛小説も書け」
と言われたけど、恋愛小説はなあw
「何年も経ったのに、萌絵はまだあの人引きずってるんだね」
人生でたった一人、自分が手にしたもの全てを投げ出して追いかけた人がいた。
それだけの話。
「いい恋愛は宝物だから、心に取っておくといいよ」
彼女は物書きだけあって、いいこと言うな。
自分が本当に求めている物、20代で手に入れていたのに、分からなかったんだな。
猫と同じで、一度外の世界を見たら、「こっちも面白いかも」「こっちはどうなっているんだろう?」そう思って、気になる方向に歩いていっているうちに、迷子になって帰れなくなった。
よく見る夢で、旅行に出て楽しいんだけど、フッと「帰らなきゃ」って思う時が来る。そこから帰ろうと思って、地図を見ようと、電車を乗り継ごうと、絶対に私は家に帰れないのだ。
きっと、私の人生を暗示しているに違いない。
東京の郊外で慎ましい暮らしをしようと思ってるけど、気が付いたらLAあたりで子供産みながら英語で小説を書いているかもね。
死ぬ直前は台湾で古典翻訳とか。